2015年01月20日(火)

レンタル収納スペースの利用状況


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最近あちこちに「レンタル収納スペース」の看板が目立ち始めて来ています。しかし、「レンタル収納スペース」、「トランクル-ム」と喧伝されても、実際にはどの様に利用されているか?どんな時に役立つのか?よく分からない方も多いのではないでしょうか?

生活が豊かになっている日本ですが、その分物が溢れ、収納・管理の手間も増える事からも生活と家財・道具の収納が不得手になっていると感じます。

また、核家族が進み夫婦での共稼ぎ時代に突入している現代、ものがスッキリと片付いた綺麗で快適、そしてゆとりある生活空間の維持が難しい時代になっているのではないかと私たちは考えています。
仕事優先で果たせない家族の役割、足りない家事の人手。そんな事が理由となり快適な生活空間を維持出来ないとそれに対するストレスが溜まり、生活環境もギスギスしたものになってしまいます。
時代と共に変わるライフスタイルは人の住み方にも変化を及ぼします。それについていけない、追いつけない。それどころかそれに気づかない事で住みよいはずの我が家に、知らずと住みづらさと感じてしまうなんてとっても皮肉を感じてしまいます。

シンプルな欧米様式の建売住宅が多くなり、日本式家財の収納容量が少なくなりつつあります。国土交通省の平成18年度の報告によると当社(非倉庫業者)が運営しているレンタル収納スペースの主な利用動機は、「住居や事務所スペースが狭くなったから」が、80%を超えています。
かつては「引越し」や「建て替え、増築」による事をきっかけとする「一時的な利用」が主流でしたが、最近では、設備が整った屋内型レンタル収納施設が多くなったことから、自宅同様のクローゼットとして中長期な利用が中心となっています。

トランクルームの利用理由を一言で言えば、所有物に対して部屋や事務所スペースが狭いから。これは物理的な収納スペースの確保という側面はもちろんですが、利用者の深層心理には収納スペースを確保して、快適な生活を送りたいという想いがあるのではないかと当社は考えています。

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